Japan Society of Next Generation Sensor Technology

第21回センサテクノスクール
「次世代センサ・アクチュエータの基礎から最先端技術」

日 時:  2012年5月31日[木] 10:00〜16:45

場 所:  化学会館6F 601号室 (千代田区神田駿河台1-5)

主 催:  次世代センサ協議会

協 賛:  [一社]電気学会、[公社]計測自動制御学会、センシング技術応用研究会、[一財]マイクロマシンセンター、
      [一社]日本電気計測器工業会、安全工学会、MEMSパークコンソーシアム、フジサンケイ ビジネスアイ   

開催趣旨
 次世代センサ協議会では、若手研究者・技術者の方々を対象としたチュートリアル的な教育の場といたしまして、また中堅技術者・管理職
の方々が最先端技術の情報を得る場といたしてもご活用いただけいるよう、毎年「センサテクノスクール」を開催いたしております。
 本年は、センサ概論、μ−TAS、加速度センサ、赤外線センサ、バイオセンサなどに関しまして、各分野の著名な講師の先生方に、
「基礎と応用」あるいは「現状と将来」について分かり易く講演をしていただく予定です。
 奮ってご参加ください。

プログラム

10:00-11:00 MEMSに適したセンシング原理と構造
 微小構造をもつがゆえに、MEMSセンサには適したセンシング原理がある。寸法効果により支配的となる物理法則をあげな
 がら、カンチレバーを利用した計測、光を利用した計測の原理などにより触覚や視覚や嗅覚に相当する機能が得られることを
 示し、これをMEMSで実現するための構造と、そのファブリケーションについて紹介する。

                    東京大学 大学院情報理工学系研究科知能機械情報学専攻 教授 下山 勲氏
11:00-12:00 マイクロ・ナノ化学システムの現状と展望
 様々な化学機能を高度に集積化するマイクロ化学の基盤技術・方法論が確立され、医療・環境・バイオ・食品などさまざまな
 分野で実用システムが構築されつつあり、一部製品化もされるようになった。また、新しい科学領域としてナノ化学が注目され
 ており、ナノ空間特有の様々な物理化学特性が明らかにされ、これらの特性を利用した新しい分析法への展開がなされつつ
 ある。そこで、これらの現状と今後の展望について紹介する。
                            東京大学 大学院工学系研究科応用化学専攻 教授 北森武彦氏   
12:00-13:00  加速度センサ開発の歴史と最近の動向
 本講演では、技術的に成熟期に入ったMEMS加速度センサについて、原点に立ち返って理解を深めるため、各種検出方法
 や構造の特徴など基礎的事項の解説を行うとともに、現在までの開発の歴史を振り返り、さらに最近の開発動向について紹
 介する。

                              千葉工業大学 工学部電気電子情報工学科 教授 室 英夫氏
13:00-14:30      昼 休 み
14:30-15:30 非冷却InSb系量子型赤外線センサの開発
 III-V族ナローバンドギャップ半導体であるInSbを用いて室温動作可能なInSb系量子型赤外線センサを開発した。本講演では、
 InSbなどのナローバンドギャップ半導体材料の特徴とその薄膜成長について解説したあと、非冷却InSb系量子型赤外線セン
 サの作製技術、センサ特性、さらにその応用について紹介する。

                                旭化成エレクトロニクス[株] 研究開発センター 久世直洋氏
15:30-15:45      休   憩
15:45-16:45 バイオセンサの基礎と医療・健康・環境計測への応用展開
 タンパク質などの生体材料をデバイス素子として用いる「バイオセンサ」について、その基礎を解説すると共に、既存のセンサ 
 機能から「化学イメージング」さらに「アクチュエータ」、「人工臓器」へと広がる最近のバイオデバイスの研究動向を示し、医療
 や健康科学、環境への応用も含めて紹介する。

                    東京医科歯科大学 生体材料工学研究所センサ医工学分野 教授 三林浩二氏