Japan Society of Next Generation Sensor Technology

次世代センサ協議会 第61回研究会
東京医科歯科大学生体材料工学研究所の見学と研究会」

多数の方のご参加で、盛会裏に終了いたしました。
当日配布の資料を、1冊¥3,000(税・送料込)にて販売いたします。
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追って資料と請求書をお送りいたしますので、代金は銀行振り込みでお願いいたします。
次世代センサ協議会 事務局  E-mail jisedai@cnt-inc.co.jp  FAX. 03-5294-0909

日 時  2011年9月5日[月]  13:00−17:00
場 所  東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 (東京都千代田区神田駿河台2-3-10)
主 催  次世代センサ協議会
協 賛  [社]電気学会、センシング技術応用研究会、[財]マイクロマシンセンター、[社]日本計量機器工業連合会、
 安全工学会、MEMSパークコンソーシアム、フジサンケイ ビジネスアイ           

開催趣旨
 原発事故を受け、放射性物質やその社会への環境汚染について関心が高まっています。今回の研究会では、放射線の計測と生体への影響について、医療の立場よりご講演いただくと共に、MEMSやバイオを利用した最新のセンシング技術や医療・健康用バイオデバイスについて、先駆的な研究を進められている先生方にご講演いただきます。また後半では、国内外における医療・健康福祉と産業界との架け橋的役割を担い、創立60周年を迎えました東京医科歯科大学生体材料工学研究所を見学していただき、新たなセンサ開発や産業創出のきっかけにしていただきたいと考えています。

プログラム
                                                                  

13:00-13:45 放射線とその生体への影響
 医療現場において放射線は必要不可欠となっているが、福島原発での放射線漏れ事故への対応のように、一般には未だ
 理解されていない部分も多い。今回は放射線の人体への影響について放射線治療の視点から話をする。
         東京医科歯科大学 医学部放射線科 医員 中川恵子氏
13:45-14:30 バイオトランジスタを用いた生体分子認識の検出
 講演者の研究室では、電界効果トランジスタを用いた生体分子認識検出デバイス(バイオトランジスタ)の研究を行っている。
 講演では、バイオトランジスタを用いた遺伝子、糖鎖、細胞などの解析技術を紹介する。
         東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 制御分野 教授 宮原裕二氏
14:30-15:15 医療と環境計測に向けたバイオセンシングシステムの現状と将来展望
 講演では、演者らが推進しているソフトコンタクトレンズ型バイオセンサや生化学式ガスセンサなどの新しいバイオセンシグ
 システムとその医療・健康科学や環境計測に向けた応用展開について紹介する。
          東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 計測分野 講師 工藤寛之氏
15:15-15:30 休    憩
15:30-17:00 東京医科歯科大学 生体材料工学研究所見学
  ・ご挨拶  東京医科歯科大学 生体材料工学研究所 評議員 岸田晶夫氏
  ・センサ医工学(三林浩二教授)  ・バイオエレクトロニクス(宮原裕二教授)
  ・人工心臓システム(高谷節雄教授)  ・金属生体材料(塙 隆夫教授)
  ・物質医工学&再生医療(岸田晶夫教授)