Japan Society of Next Generation Sensor Technology

センサ・アクチュエータ・マイクロマシン/ウィーク2009 次世代センサ総合シンポジウム

日 時: 2009年4月8日[水]−10日[金]

場 所: 東京ビッグサイト 会議棟7F・703号室 (江東区有明3-21-1)

主 催: 次世代センサ協議会 

テーマ: ニーズとシーズの出会い

協 力: フジサンケイ ビジネスアイ

協 賛: [社]電気学会、[社]電子情報通信学会、[社]応用物理学会、[社]電気化学会、センシング技術応用研究会、日本赤外線学会、
      [社]計測自動制御学会、[社]日本生体医工学会、[社]レーザー学会、[社]精密工学会、[社]日本機械学会、[社]日本ロボット学会、
      IEEE東京支部、[社]日本技術士会、日本真空協会、[財]マイクロマシンセンター、[社]未踏科学技術協会バイオ・ナノテクフォーラム、
      マイクロ・ナノマシン研究会、日本信頼性学会、[社]日本分析化学会、環境ホルモン学会、[財]光産業技術振興協会、
      [社]日本計量機器工業連合会、[特活]安全工学会、[社]日本電気計測器工業会、MEMSパークコンソーシアム、光防災センシング振興協会
                                                                                   
同時開催: Sensor Expo Japan センサエキスポジャパン2009

プログラム
4.8 wed. Session.1 マイクロ・ナノ技術T-MEMS技術の新展開                              座長:大和田邦樹氏
MEMS技術は最近、要素技術、応用技術について新しい展開が進んできた。本セッションでは、集積化やパッケージングを
含めたMEMS製作技術、要素技術、応用技術に関する新しい展開、LiNbO3薄膜を用いたMEMS構造の高周波広帯域ラム波
共振子、MEMSの新しい応用として注目される磁気共鳴力顕微鏡(MRFM)について紹介します。
10:00-11:00 最近のMEMS動向
 MEMSの製作技術、要素技術、応用技術に関する新しい展開について説明する。特に回路とMEMSの集積化やパッケー
 ジングなど、実際に役立つMEMSについて、その動向を述べる。

   東北大学 原子分子材料科学高等研究機構 教授 江刺正喜氏
11:00-12:00 高周波広帯域MEMS構造ラム波共振子
 近年、高周波かつ広帯域な圧電デバイスの要求が強い。ラム波は高音速の特徴を持つがその実現は難しかった。
 講演者等はCVDで成膜した良質なLiNbO3薄膜を用いMEMS構造にて高周波で広帯域なラム波共振子を実現した。

   [株]村田製作所 フェロー/技術・事業開発本部研究開発センター門田研究室 室長 門田道雄氏
12:00-13:00 磁気共鳴力顕微鏡(MRFM)
 
MRFMは走査型プローブ顕微鏡の一種であり、磁気共鳴手法を用いて試料表層に存在するスピン分布をナノメートルの
 分解能で三次元的に観測できる能力を有する。弊社か開発してきた本顕微鏡の要素技術を紹介する。

   
日本電子[株] 開発本部 吉成洋祐氏
4.8 wed. Session.2 マイクロ・ナノ技術II-MEMSデバイスで新市場創出                         座長:大和田邦樹氏
MEMSデバイスのイノベーションによって新規需要が生まれた成功例が注目を浴びている。本セッションでは、MEMSデバ
イスによるイノベーションの成功事例、ヴァータス社のセンシング技術とアプリケーション開発のための国際協業、レーザー
TV用MEMSスキャナの開発について紹介します。
14:00-15:00 MEMSによるイノベーションの成功事例
 
MEMSデバイスによって新規需要を生むイノベーションをもたらし、成功を収めつつある例を紹介する。紹介するのは、
 高機能化・小型・低コスト化により、新たな応用分野を開拓している企業とその技術である。
 
  日経BP社 日経マイクロデバイス 副編集長 三宅常之氏
15:00-16:00 戦略的協業でグローバルベンチャー企業を早期立ち上げ
 
ヴァータスCEOのルイス・ロスが、ヴァータス事業の中核をなすセンシング技術の開発戦略と、モーションセンシングを用い
 た幅広い製品を可能にするアプリケーション開発のための国際的協業について語る。
 
  Virtus Advanced Sensors社 President and CEO Louis J. Ross氏
16:00-17:00 レーザーTV用MEMSスキャナの開発
 
ディスプレイ分野において求められている多様性へのアプローチのひとつとして、半導体光源による色の再現性の広がり
 を重視し、大出力レーザービームの2次元走査MEMSデバイスの開発状況を紹介する。
   マイクロプレシジョン[株] 代表取締役会長 浅田規裕氏
4.9 thu. Session.3 携帯電話向けセンサ−携帯電話に搭載されるセンサ、アクチュエータ、システムの動向を探る 座長:樋口行平氏
携帯電話の高機能化は年々進んで行き、これに搭載されるセンサ・アクチュエータは小型・薄型の制限下で常に先端技
術が使われる。今回はナビ用のセンサの紹介と、知能センサシステムの解説や携帯電話の付加機能の動向について、
各メーカーから紹介します。
10:00-11:00 携帯電話とセンサ・アクチュエータについて
 
最新の携帯電話は、ワンセグ、おサイフ機能、GSM、GPS等が搭載され、生活インフラとなってきている。携帯電話に
 必要なセンサと、今後のセンサ・アクチュエータの携帯電話への応用例について提案する。 

   [株]エヌ・ティ・ティ・ドコモ 研究開発本部移動機開発部 村田 充氏
11:00-12:00 携帯機器のGPSナビゲーション用センサ
 
携帯電話の歩行者ナビゲーションは、単なる道案内から都市空間検索へ変貌しつつある。その入口がGoogle Street
  Viewであろう。Google Phoneに採用されている弊社の6軸電子コンパスについて、デモを交えて説明する。

  
 旭化成エレクトロニクス[株] 電子部品マーケティング&セールスセンター
                                   マルチセンサー事業グループ 山下昌哉氏
12:00-13:00 携帯電話で2000型ディスプレイ−「知能センサーシステム」−
 
「知能センサシステム」は、携帯電話の2インチサイズのディスプレイでも2000インチを超える大画面を表示させることが
 可能になる。本講演では携帯電話を例に取り、実機での動作を踏まえて説明する。
   臼田総合研究所[株] 代表取締役社長兼研究所長 臼田 裕氏
4.9 thu. Session.4 ヘルスケア・モニタリング−医療・健康・生活に関する先進技術                    座長:横井譲次氏
ヘルスケア・モニタリングとは「健康環境計測」を意味し、医療、健康、生活を題材として取り上げ、人間の「健康環境計測」を
センサで何処迄、1.計測 2.通知 3.警告が可能なのかを切り口に、各分野での先進ヘルスケア・モニタリング技術を紹介し
ながら、健康と上手く付き合って行く為のヘルスケア・センサ技術を紹介します。
14:00-15:00 家庭と医療を結ぶホームメディカルケアとセンシング技術
 近年IT技術を活用した在宅での生活習慣病予防が注目されている。このためには家庭での計測情報を医療に活用して
 いく技術や仕組みが重要である。この観点から、ヘルスケアモニタリングの現状及び今後の動向を述べる。 

   オムロンヘルスケア[株] 新規事業開発センタ技術開発部 志賀利一氏
15:00-16:00 家電機器モニタリングによる生活見守り技術
 少子高齢化や生活様式の多様化が進む中、安全で安心できる暮らしが求められている。そこで、住宅内の家電機器等を
 常時モニタリングして、生活の異変や生活ぶりの変化に気づく技術の研究開発について紹介する。 

   産業技術総合研究所 関西センター 所長代理 松岡克典氏
16:00-17:00 トイレにおけるヘルスケア・モニタリングの新たな動向
 トイレの中で尿の成分を分析する装置の尿採取装置に、尿の温度を測定するためにサーミスタを組み込み、サーミスタ
 を採取する採尿器内部で小型にすることによって、精度の良い体温測定を可能とした。 

   TOTO[株] レストルーム商品本部住宅商品開発第一部健康商品開発グループ 蛭田義樹氏
4.10 fri. Session.5 自動車用センサ−環境・省エネ対応センサ−                                 座長:室 英夫氏
自動車用センサのセッションでは今回も、「環境・省エネ」をテーマにして、将来のFCVのための水素センサやEV用センサ
一般について技術概要・開発動向等を紹介します。

10:00-11:00 電動車両の運動制御
 電動モータで駆動される車両を対象としたトラクション制御および左右駆動力差による車両の運動制御の可能性を紹介
 するとともに、センシングにおける課題、センサへの期待値を述べる。 

   日産自動車[株] 総合研究所電動駆動研究所 主任研究員 穐場 亨氏
11:00-12:00 酸化物半導体式水素センサの現状
 燃料電池の利用には、水素漏れに対する安全対策が重要である。そこで、酸化物半導体式水素ガスセンサの開発が
 進められている。ここでは、感度や速度の向上が進む酸化物半導体式水素センサの現状を紹介する。
   埼玉大学 大学院理工学研究科 助教 長谷川有貴氏
12:00-13:00 自動車用MEMSセンサの現状と今後
 自動車用MEMSセンサは、近年更なる信頼性の向上と低コスト化の両立が要求されている。本講演では、STのMEMS
 センサ概要と応用例を整理したあと、これらの要求に対する製品の最新動向について紹介する。 

   STマイクロエレクトロニクス[株] APMグループMEMS製品部 野口 洋氏
4.10 fri. Session.6 社会インフラの保全センシング−先端センシング技術の社会インフラ保全への応用        座長:島田芳夫氏
日本国土の社会インフラである橋梁・建造物・道路・産業プラントなどは老齢化時期を迎え、保全・維持技術の向上が叫ば
れ始めている。これらの状態把握のため、センシング技術の重要性が一層高まっている。今回は先端センシング技術で
あるMEMS、ユビキタス、光ファイバ、画像計測技術などの応用について検討します。
14:00-15:00 ユビキタス道路メンテナンス情報システム
 道路を構成する様々な施設に無線ICタグを取り付け、高速走行車両や携帯端末から、部材・設備等に関連する情報が閲
 覧・更新でき、また、センサとの組み合わせによって道路点検に必要な情報が得られるシステムを紹介する
(開発中)。
   [株]ネクスコ東日本エンジニアリング 技術開発部 研究主幹 藤原 博氏
15:00-16:00 光学系センシング技術を用いた地盤および社会基盤施設の計測監視
 画像計測技術を用いた光学式計測器による3次元地盤変位計測や3次元地下水流動計測事例、および高精度多点計測
 が可能なTDM方式光ファイバセンシングによる社会基盤施設の計測監視事例を紹介する。 
   飛島建設[株] 技術研究所先端計測プロジェクト プロジェクトリーダー 熊谷幸樹氏
16:00-17:00 高精度三次元画像計測の建造物健全性評価への応用
 高速度カメラを複数台使用しターゲット画像の高精度三次元画像計測を実現している。この技術による計測事例の紹介
 と実物構造物の振動モニタリングなどの事例および将来性について報告する。 

   東京電機大学 情報環境学部 教授 新津 靖氏